学生時代に働いていたラーメン屋さん

年末年始の休みに地元に帰省した際、高校の同級生と二人で、とあるラーメン屋さんに食べに行きました。そこはかつて学生時代、二人で汗水流してアルバイトをしていた思い出のラーメン屋でした。

のれんをくぐり店に入ると、店長が昔とちっとも変わらない不器用な笑顔でにんまりとして「二人とも久しぶりじゃない!」と、招き入れてくれました。

僕らは店長の目の前のカウンター席に腰掛け、アルバイト時代に何百杯と食べたもやしたっぷりの従食ラーメンを注文しました。ラーメンが出来上がるまでの間、店内のあちこちを見回すと、当時の思い出がいろいろと蘇ってきました。

ここでアルバイトを始めたばかりの二人はまず、この店の裏側にある倉庫で、ひたすら鶏がらを砕く作業を永遠としていたものです。他にすることも無くどちらが早く作業を終えるか競って楽しんでいました。

厨房に入るようになってからは、僕は餃子と炒め物、友人はラーメンを覚えさせられるように。店長の教育はスパルタで、手がお留守と見られると、「ほーれ」と笑いながら熱いだし汁を指で跳ね飛ばしてきました。